こんにちは、world is aozoraです。
本日は『党生活者』という作品を紹介していきます。
過酷な労働環境で搾取される労働者たちの苦しい実態を描き、プロレタリア文学を代表する作品の一つとして名高い『党生活者』。
作者は、同じくプロレタリア文学の代表作『蟹工船』で知られる小林多喜二氏です。
小林氏は生前、社会主義の実現を目指し、当時非合法だった日本共産党の党員として活動していました。
彼は厳しい弾圧を受けながらも、投獄と釈放を繰り返し、数々の作品を執筆しました。
その中でも、最後に書かれたのが『党生活者』なのです。
彼は『党生活者』の執筆途中で亡くなっているため、この小説は「前編おわり」という文言で結ばれています。
が! 侮るなかれ。
前編だけでも、非常に興味深い内容になっています。
そんな作品が、青空文庫でタダで読めるというのですから
このチャンスを逃すわけにはいきませんよね。
さあ、読みたくなってきた、そこのあなた。
作品URLはこちらです↓(青空文庫のページに飛びます)
www.aozora.gr.jp
「まだそれほど興味が湧いていない」「本当に面白いの?」と思っている方、まずはここから先の内容をチェックしてみてください。
読みたいと思っていただけるように、作品のあらすじや魅力を解説していきます!
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